自然が生み出す驚異。
太古の生物の殻や骨が、永い時間をかけて黄鉄鉱(パイライト)や炭酸カルシウム(カルサイト)、ケイ酸鉱物(オパール)へと置き換わってできた置換化石は、まさに自然の驚異という言葉がふさわしいように思える。

黄鉄鉱に置換されたアンモナイト化石
黄鉄鉱化したアンモナイト22 黄鉄鉱化したアンモナイト

オパール化した動物の骨やキバ
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アンモナイトは色々な種類の置換化石となる
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これらアンモナイトの置換化石は北米大陸でよく発見され、"ammolite gem" として宝石扱いされているよ

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アンモナイトに比較的近縁なオウムガイが、中生代末期の大量絶滅を逃れて今でも生き残っているので、その体の構造から置換化石の形成についての理解が進む


三葉虫の黄鉄鉱化石もある。不気味なくらい、素晴らしい自然の造形だ
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ん、これは?
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