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NASAの無人探査機Junoが、惑星軌道上から見た木星の姿を、初めて撮影した (下の写真)
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Junoは5年の歳月をかけ、地球から約27億kmの距離にある木星に到達。 その間、カメラは宇宙放射線に曝され続けていたが、7月6日に無事、上の写真を送ってきた

写真は、木星から約435万kmの位置から撮影されたもので、木星の特徴である巨大な大赤斑をクリアに捉えている。また、木星を周回する4大惑星のうちの3つも見える
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Junoカメラの目的は公共データを蓄積して研究の発展に役立てることだが、Junoはその他にも、様々な観測機器を積み込んでいる。酸素濃度を測定するためのマイクロ波放射計や、惑星磁場や重力を計測しマッピングする機材などだ。これらからも大量の観測データが得られる見込みとのこと
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ハッブル宇宙望遠鏡からの木星画像

Junoは今後、最大4,200kmの近さまで木星に近づき、37回周回する予定。そのため、2016年8月の終わり頃に、木星で初となる高解像度写真が撮られる見込みだ。今後の木星へのアプローチのスケジュールは、下のNASAによる動画が参考になる

(動画) 


Source from Mental Floss
Translated and summarized by Enigma-Sokuho, July 2016